丸井金猊

KINGEI MARUI

GO TO CONTENT

壁畫に集ふ

小学館『日本美術全集』第18巻「戦争と美術」発売!

丸井金猊の1938(昭和13)年作屏風『壁畫に集ふ』掲載!(第2章48番・解説234ページ)
小学館発行『日本美術全集』第18巻「戦争と美術」が2015年4月24日(金) 発売されました。

全集18巻の監修は河田明久氏(千葉工業大学教授)
『壁畫に集ふ』作品解説は藤井素彦氏(新潟市美術館学芸員)

18巻専用の特設サイトもオープンし、試し読みで目次も閲覧できます。

テーマ(第2章に掲載)

第1章 人々の闘い
第2章 都市の体験
関東大震災以降、「都市」がテーマになってくるのがこの時期。摩天楼の出現、マスメディアの発達による情報化社会の誕生、路面電車や地下鉄が整備され、郊外から都心への通勤者が現れる。人々の意識の中で、パリやニューヨークに比肩する近代都市・東京が誕生したのである。
第3章 抽象と幻想
第4章 昭和の肉体
第5章 国土の姿
第6章 描かれた大東亜

内容紹介

日本美術全集として初めて、「戦争画」を中心に、1931年の柳条湖事件、1937年の日中戦争勃発から1941年の太平洋戦争への展開、1945年の終結までに関連した美術作品を集成。単なる歴史資料としてではなく、また特定のイデオロギーにとらわれることもなく、あくまでも美術作品としての美術史上の意義と価値、戦後美術への影響を、最新の研究成果に基づき検証・考察します。
同時に、ヨーロッパ前衛美術・思想の強い影響の下、1920年代後半から30年代にかけての都市・大衆消費文化の発展を背景として隆盛した近代美術の展開。日本人芸術家のヨーロッパおよび南北アメリカ大陸での活動など、日本美術のグローバルな広がりにも注目。さらに、反戦美術やプロレタリア美術、新しいメディアの発達、関東大震災以降の都市の近代化、ベトナムやインドネシア、タイなど東南アジア諸国の美術との関係なども含め、短いながらも劇的で多層的・多面的な時代の美術の実態を浮き彫りにします。
およそ50年ぶりにロシアで「再発見」されたプロレタリア絵画6点を新規撮影・掲載。

大型本: 311ページ
出版社: 小学館
発売日: 2015年4月24日
価 格: ¥16,200-

アマゾンでのご購入はこちら