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芸工展2014「金猊馬考」を終えて/続く

Kingei Resources vol.19

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今年は午年にちなんで「金猊馬考」という企画タイトルで参加した芸工展2014も無事終了しました。
谷中まで足をお運びくださいました皆様、大変ありがとうございました。

数えると今回で9回目の参加。さすがに展示設営等はだいぶ馴れてきました。参加当初は作品をただ並べるだけの展示だったのが近年は金猊が参照したろうと思われる引用源や資料、図版などを展示し、作品展示よりも資料準備に追われて告知活動に時間割けずといった有様です。以前はただ観てもらえれば良いと思っていたのが、回を重ねるごとにお客様一人一人としっかりお話しする時間をつくる方が楽しくなり、入場者数を増やすことに積極的ではなくなりました。

今年の展示コンセプトに関しては、連載停滞中の試論「金猊馬考」続編をお待ちください。
このレポートでは芸工展期間の展示構成ワークショップについて触れておきたいと思います。

芸工展2014「金猊馬考」展

Kingei Resources vol.19

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谷中M類栖/1f は今年も「芸工展2014」に参加します。

芸工展2014 参加プロジェクト
「金猊馬考」展 Kingei Resources vol.19

日時:2014年10月11日(土)~13日(月・祝)・24日(金)〜26日(日) 13:00〜17:00
会場:谷中M類栖/1f
   〒110-0001 東京都台東区谷中1-6-3(Google Mapまちかど展覧会特設HP
入場料:無料
主催:谷中M類栖

宝塚歌劇のあゆみ展 チラシ2014年4月1日、清荒神の宝塚市立中央図書館聖光文庫で開催された「宝塚歌劇のあゆみ」展が5月13日に終了しました。

宝塚市制60周年・宝塚歌劇100周年記念展示(誕生から昭和20年代までを中心に)と銘打たれた本展は、展示室全体に並置されたローケース型の展示ケースに四つの時代に括られて

  • 明治期・大正期の宝塚:宝塚温泉、駅、パラダイス劇場など
  • 初代大劇場・東京宝塚劇場・二代目大劇場の開場:建物・周辺など
  • 日独伊親善芸術使節団・訪米芸術使節団:新聞記事・出発写真など
  • 戦後の公演再開:公演パンフレット・脚本など

と絵はがき・写真・図面から公演パンフレット・機関誌・新聞記事・脚本・楽譜・歌劇集といった資料類が時系列に並び、それらを見据える恰好で壁面側のウォールケース型展示ケースに丸井金猊が手掛けた東宝劇場の壁画『薫風』下絵とその関連資料という展示配置で構成されました。

宝塚歌劇のあゆみ展 配付資料

宝塚市立中央図書館で開催される「宝塚歌劇のあゆみ」展に、金猊が1937年(昭和12年)に描いた東宝劇場壁画『薫風』(焼失)の下絵が資料展示されることになりました。

宝塚市制60周年・宝塚歌劇100周年記念展示
宝塚歌劇のあゆみ --誕生から昭和20年代までを中心に--

期間:2014年 4月1日(火)〜5月13日(火) 10:00〜17:00
休室日:水曜日、4月11日(金)、5月9日(金)
会場:宝塚市立中央図書館 聖光文庫展示コーナー 入場無料
   〒665-0836 兵庫県宝塚市清荒神1-2-18(阪急宝塚線 清荒神駅下車すぐ・Google Map

チラシ:PDF: 715KB
サイト:宝塚市立図書館中央図書館(アクセス・施設紹介)
Facebook:イベント - 宝塚歌劇のあゆみ展

◎神戸新聞 2014年3月31日朝刊・田中真治記者:
 旧東宝劇場、幻の壁画 「宝塚歌劇のあゆみ」で下絵公開記事画像
◎朝日新聞 2014年4月18日朝刊・鈴木裕記者:
 旧東京宝塚劇場「幻の壁画」下絵を公開記事画像

谷中M類栖/1f は今年も「芸工展2013」に参加します。

馨子シミ

芸工展2013 参加プロジェクト
「丸井金猊∞屏風修復」展 Kingei Resources vol.17

日時:2013年10月13日(日)、14日(月・祝)、19日(土)、20日(日) 13:00〜17:00
会場:谷中M類栖/1f
   〒110-0001 東京都台東区谷中1-6-3(Google Map
入場料:無料
主催:谷中M類栖
後援:伝世舎

シミの発生した丸井金猊作・四曲一隻屏風『観音前の婚姻圖』の修復を伝世舎さんにお願いしました。修復によってどのように蘇ったか、実物屏風とシミ発生前後の写真を関連資料と共に紹介します。

第25回 <学び場&しゃべり場>
ドメスティック・ヘリテージ考 〜戦前画家・丸井金猊を題材に

日時:12月14日(金) 18:45〜21:15(18:30開場)
会場:かぜのね 多目的スペース
〒606-8204 京都市左京区田中下柳町7-2 ☎075-721-4522
話題提供: 丸井隆人(丸井金猊の孫)
参加自由です。お待ちしています(飲み物、軽食・おやつ 持ち込みもどうぞ)。
Facebook イベントページでときどき関連情報流してます。
http://www.facebook.com/events/418405618230617/

かぜのね

丸井金猊 -《所有》の所在 II

Kingei Resources vol.15 / ver7.0

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谷中M類栖/1f は今年も「芸工展2012」に参加します。

Kingei MARUI Resource vol.10

芸工展2012 参加プロジェクト
丸井金猊 -《所有》の所在 II Kingei Resources vol.15

日時:2012年10月6日(土)・7日(日)・19日(金)・20日(土)・21日(日) 13:00〜18:00
場所:谷中M類栖/1f(Google Map
m-louis と芸工展散策イベント:mine project in 芸工展(10月8日(月) 11:00〜)

昭和十年頃に描かれた四曲一隻屏風『観音前の婚姻圖』とその下絵を並列展示し、
金猊がそれらの間で何に迷い、何を仕掛け、何を問うたかを考えます。

Geikoten Exhibition 2012
Kingei MARUI Resources vol.15
October 6(sat), 7(sun), 19(fri), 20(sat), 21(sun), 2012 13:00 ~ 18:00

ながらの座・座『古楽に遇う』丸井金猊作品展示

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金猊、関西初上陸!
滋賀県大津市の「ながらの座・座」で秋分の日に軸作品5点ながら丸井金猊作品が展示され、関連するイベントも開催されることになりました。

ながらの座・座『古楽に遇う』

古庭園・大人ライブ Vol.7
古楽に遇う 〜ドメスティック・ヘリテージから考える文化資源〜

第1部 2012年9月22日(土・祝) 14:00開演(13:30開場)
ヴィオラ・ダ・ガンバ&リュート・ライブ『ルネサンスからバロックへ、響きあう弦の調べ』
出 演:大西万喜(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 佐野健二(リュート)

第2部 2012年9月22日(土・祝) 16:30開演
トークセッション『ドメスティック・ヘリテージから考える文化資源』
出 演:中川理(京都工芸繊維大学教授) 増野恵子(早稲田大学非常勤講師)
    丸井隆人(丸井金猊の孫・ウェブデザイナー) 橋本敏子(ながらの座・座 所有者)

※第1部・第2部共に出演者とみなさまとの交流タイムあり

丸井金猊作品展示
2012年9月22日(土・祝)〜29日(土) 10:00〜18:00(最終日は21:00)

サイト:ながらの座・座|古庭園・大人ライブ Vol.7「古楽に遇う」
定 員:40名
参加費:第1部のみ、または第1部・2部通し:3,000円(ワンドリンク含む)
    第2部のみ:1,000円 丸井金猊作品展示のみ:500円
会 場:ながらの座・座
    〒520-0035 滋賀県大津市小関町3-10(地図
    Tel&Fax: 077-522-2926 Mobile: 090-8576-7999(橋本)
申込み:お問い合わせフォームよりご希望の内容をご記入の上、お申込みください。

丸井金猊 祝!神工百周年展

Kingei Resources vol.13 / ver6.0

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谷中M類栖/1f は今年も「芸工展2011」に参加します。

芸工展2011 参加プロジェクト
丸井金猊 祝!神工百周年展 Kingei Resources vol.13

日時:2011年10月15日(土)・16日(日)・21日(金)・22日(土)
   13:00〜18:00(22日展示終了後に神工関係者対象の小宴会を計画しています)
   (小宴会参加の場合、事前にお知らせいただけると非常に助かります←人数把握のため)
場所:谷中M類栖/1f(Google Map

戦後、画業から遠ざかっていった金猊が後半生に情熱を傾けた神奈川県立神奈川工業高校工芸図案科でのデザイン教育。今年創立百周年を迎える同校を祝し、去年に続き今年も金猊の残したデザインワークや実際に教えた卒業生たちの作品を展示します。

出品予定作家:
   小川久夫、桑島堅司、木暮武、浅葉克己、勝岡重夫、
   井口久夫、岡本一郎、河合滋、脇田修平、
   阿部信雄、荻野幸夫、櫻井徹、豊島茂代、豊島信彦、山岸久夫、山下信夫
   ほか(卒業年・名簿順)

※丸井金蔵に直接指導を受けられた神工卒業生の方で、出展ご希望の場合はこちらよりお問い合わせください。
展示物は、お仕事上の成果品でも、学生時代の習作でも、その内容・制作時期は問いません。ただ、展示スペースの都合上、大きすぎる作品はお断りする場合がございます。
ご協力どうぞよろしくお願いします(今からでもご参加可能ですが、DMのお名前掲載ができません)。

Geikoten Exhibition 2011
Kingei MARUI Resources vol.11
October 15(sat), 16(sun), 21(fri), 22(sat), 23(sun), 2011 13:00 ~ 18:00
Yanaka M-Louis.(R)/1f

芸工展2010「丸井金猊 デザイン教師の貌」芸工展に参加して五回目を数える今年の金猊展。
去年の丸井金猊「生誕百年」展に続き、今年も来年創立百周年を迎える神奈川県立神奈川工業高校(通称・神工)を祝しての記念展示となりました。来年なのに今年行ったのは主催者(m-louis)毎度の早合点ミスによるものです(汗)
芸工展の申込みをしてから今年はでなく来年だと気づき、今さら企画変更するよりは2年連続で同趣旨企画を続けた方が企画自体の厚みが増すと開き直りました。というわけで、来年も谷中M類栖/1f では同趣旨の企画で、卒業生の作品点数を増やしての展示を行いたいと考えています。

今年の会場では挨拶文を開催3日目から用意しました。2日目までにお越しいただき、ご覧になられていない方々のためにも、以下に再掲いたします。

三鷹時代の表札芸工展参加としては四回目を数える丸井金猊「生誕百年」展も無事終えることができました。谷中M類栖/1f まで足をお運びいただいた皆様、大変ありがとうございました。

今年は金猊「生誕百年」ということから、同じ「生誕百年」で話題になっている太宰治に便乗した思わせぶりなメッセージを芸工展マップの70字以内の企画概要に掲載。そのため会期前ににわか仕込みで太宰の中短編を何篇か読み、なぜ太宰?と聞かれても良いように、三鷹時代の表札を玄関前室に置いて、母には去年三鷹に出来た太宰治文学サロンまで行ってもらって太宰に関する資料を数冊買ってきてもらい、太宰と金猊の生涯比較年表も用意していました。[PDF: 140KB]
が、それも取り越し苦労だったようで、会期中、太宰についてのツッコミは特になし(´-`;)

「壁畫に集ふ」部分

谷中界隈の地元で毎年秋に開催されている町ぐるみの展覧会「芸工展2009」に
谷中M類栖/1f は今年も丸井金猊リソースの展示で参加します。

芸工展2009 参加プロジェクト
日本画家・丸井金猊「生誕百年」展 Kingei Resources vol.11

日時:2009年10月16日(金)〜18日(日) 13:00〜17:00
場所:谷中M類栖/1f(Google Map・芸工展マップ: 37)

Yanaka Geiko Exhibition 2009
Kingei MARUI Resources vol.11
October 16(fri) ~ 18(sun), 2009 13:00 ~ 17:00
Yanaka M-Louis.(R)/1f

丸井金猊リソース ver3.0 #10

芸工展2008丸井金猊リソース ver3.0 #10」で谷中M類栖/1f までお越しいただいた皆様、大変ありがとうございました。前エントリーでご案内したように今年は4月末から約1ヶ月、愛知県の一宮市博物館で特別展「いまあざやかに 丸井金猊展」が開催されました。展覧会図録や講演会では美術史家の山本陽子さんが金猊作品について触れられ、とりわけ屏風絵「*観音前の婚姻圖」についての作品分析が強く印象に残っています。そこで今年の芸工展は「*観音前の婚姻圖」をメインに据えた展示にしようと特別展開催中から考えていました。

Kingei MARUI Resource vol.10

谷中界隈の地元で毎年秋に開催されている町ぐるみの展覧会「谷中芸工展」改め「芸工展2008」に谷中M類栖/1f は丸井金猊リソースの展示というかたちで参加します。

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芸工展2008 参加プロジェクト [B-30★]
丸井金猊リソース vol.10 〜知られざる日本画家 丸井金猊〜

日時:2008年10月18日(土)・19日(日) 14:00〜18:00
場所:谷中M類栖/1f(Google Map
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Yanaka Geiko Exhibition 2008
Kingei MARUI Resources vol.10
October 18(sat) ~ 19(sun), 2008 14:00 ~ 18:00
Yanaka M-Louis.(R)/1f [B-30★]

いまあざやかに 丸井金猊展

一宮市博物館 特別展「いまあざやかに 丸井金猊展

丸井金猊(1909〜79)は、一宮市北方町に生まれた日本画家です。
東京美術学校(現東京藝術大学)に学び、和洋が入り混じった独特の画風を生みだし、戦前に東京では愛国生命保険(のち日本生命保険)壁画製作、東宝劇場階段ホール壁画製作(火災により焼失)など華々しい活躍をしました。しかし、戦争以後はほとんど創作に向かうことなく教育者として後進の育成指導にあたりました。
今までほとんど知られてこなかった地元出身の画家 丸井金猊の独特の美意識のもとで生み出された作品50点余を地元ではじめて展示します。魅力ある表現の数々をぜひお楽しみください。

【会 期】2008(平成20)年4月26日(土)〜6月1日(日)
【時 間】午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日】4月28日(月)・30日(水)、5月7日(水)・12日(月)・19日(月)・26日(月)
【料 金】大人500円、高・大学生300円、小・中学生200円
【会 場】一宮市博物館 〒491-0922 愛知県一宮市大和町妙興寺2390(Google Map
【最寄り駅】名古屋より名鉄名古屋本線岐阜行きにて妙興寺駅下車南口より徒歩7分
      東海道本線・尾張一宮駅からタクシーで行く方法もあります
【お問い合わせ先】0586-46-3215(一宮市博物館)

谷中芸工展 2007第15回谷中芸工展2007参加企画
丸井金猊リソース ver2.0
2007年10月12日(金)〜14日(日) 14:00〜18:00
谷中M類栖/1f(Map.48)
昭和8年東京美校日本画科卒の丸井金猊が戦前に描き遺した大屏風・軸・額を、谷中に栖んで3年の遺族たちが自宅の1Fにてお披露目しています。

Yanaka Geiko Exhibition 2007 no.15
Kingei MARUI Resources ver2.0
October 12(fri) ~ 14(sun), 2007 14:00 ~ 18:00
Yanaka M-Louis.(R)/1f (map.48)