あさひ新聞ではなく、あさみ新聞にて「丸井金猊展」のタイトルで一宮市博物館での特別展のことを紹介いただきました(魚拓)。あさみ新聞のあさみ編集長とは以前から建築つながりで不思議な縁があって、私が発起人となった「旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」の活動でも有志メンバーとして助言・協力など非常にお世話になってる方です。
以前は通常の新聞紙並みに日々更新されてたのですが、最近はご活躍が祟って(?)週刊誌並みの更新頻度となっておりますが、建築は言うに及ばず、まちづくりや景観問題などについてもその切り口切れ味はライバル紙(?)あさひ新聞を遙かに凌駕しています。
そして、同エントリーでも私の方でアップしていた一宮市博物館の外観写真だけから、それが内井昭蔵氏の設計では?と読まれ、もはや児玉清→博多華丸風に「お見事!」というほかありません。その一方で「絵画にこめられたメッセージを受け取る能力はゼロ」と書かれているのですが、今回、会期が終わったら会期前〜中に何らかの形で丸井金猊展のことをご紹介いただいた方には図録を贈呈させていただくつもりなので、その図録で掲載されている美術史家の山本陽子氏のテクストを是非お読みいただければと思います。今回、初めて丸井金猊の作品が専門家の手によって鋭く分析されています(それこそ絵に込められたメッセージが読み込まれている)。
尚、図録は博物館の方でも会期終了後に取扱図書一覧ページにて博物館サイトでも通販されますので(800円+送料)、会場にお越しいただけなかった方でご関心ある方は是非そちらでお買い求めください。ちなみに私も「祖父の皮膚」というタイトルで寄稿しています。