1978(昭和53)年 68歳
紙・着彩, 額 90.8×65.0cm
谷中M類栖/1f(東京都台東区)
1978, 68 years old
color on paper, framed 90.8×65.0cm
谷中M類栖/1f, TOKYO
長女・美鷹の買ってきた洋蘭に触発されて描き出したと思われる。
m-louis もこれを金猊が描いていたときの記憶は割としっかりあって、後年、金猊が亡くなってからも空になったこの花瓶が殊の外大切なもののように思えていた。
「丸井金猊とその周辺の人たち」展(三鷹市美術ギャラリー・1997年)に来てくれた美術評論家の椹木野衣氏はこの絵のことを非常に面白がっておられ、当時は意外に思っていたのだが、最近何となく晩年作品の面白さが見えてきたような気がしている。
写真は三鷹金猊居母屋の縁側にて。
撮影者は不明だが、金猊の可能性が高い。
Wikipedia: 洋ラン