丸井金猊

KINGEI MARUI

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論考・所信(金猊筆)

Kingei's Essay

1961(昭和36)年 発行

神工デザイン科ルネッサンス
神工 創立50周年記念誌 回想文

神工デザイン科ルネッサンス

神工50周年記念誌に金猊が寄稿した回想文。
後日、産業デザイン科として合併する木材工芸科にもふれ、「戦争中廃科の憂目をみていた工芸図案科が、終戦後の学制改革で三年制の工業高校として発足するに際し、木材工芸科とともに復活することになり、バラック建ながら機・建・電・電通の諸科と並んで新生の意気に燃え立ったのは、13年前の昭和23年春のことであった。」で始まる。

1938(昭和13)年7月

現展出品作家随感随想集- 壁畫に集ふ
美術眼 第一回現代美術展特輯號

現展出品作家随感随想集

屏風『壁畫に集ふ』を出品した現代美術社主催「第一回現代美術展」を特集した同社発行の美術雑誌『美術眼』に掲載された出品作家たちの随感随想集。金猊の長文がその冒頭に掲載される。

1936(昭和11)年6月1日

御挨拶(推敲原稿)
丸井金猊作画第一回個人展覧会

御挨拶(推敲原稿)

金猊が遺した自筆の初個展趣意書。ただし、この個展が実現した形跡はない。「詩と造形美術と音楽との有機的な完全な結合と昇華による特殊新型式──「第四藝術」──の創成は尤も大なる宿題として吾人将来の努力発明に嘱されている」と壮大な野心が語られる。