菊花讃頌
1933(昭和8)年 23歳
二曲屏風三双連作
所在不明(外務省政務次官 瀧正雄氏買上)
Admiring Chrysanthemum
1933, 23 years old
3 reams of two-fold screens
disappearing
1933(昭和8)年 23歳
二曲屏風三双連作
所在不明(外務省政務次官 瀧正雄氏買上)
1933, 23 years old
3 reams of two-fold screens
disappearing
東京美術学校卒業成績作品。
作品は愛知県出身の同郷の代議士で、近衛内閣で法制局長官を務めることになる瀧正雄氏に買い上げられている。
1997年に瀧正雄氏のご遺族の連絡先を見つけ問い合わせてみたが、すでに孫の代になっていて、子供の頃に犬の顔が怖かったという記憶だけはあるが、それがどこにあるかは不明という返事だった。
東京美術学校で作成したと思しき卒業成績作品のアルバムにモノクロの写真があり、ここではその画像を掲載している。
この作品について何らかの情報のお持ちの方はお問い合わせフォームよりご一報いただけると幸いです。
尚、卒業成績作品において首席に選ばれたのが杉山寧氏の『野』であった。
杉山寧『野』 177×178cm 東京美術学校卒業制作 1933年
※一宮市博物館「いまあざやかに 丸井金猊展」で作られた作品の複写パネルを譲り受けたので、2008年以降は芸工展期間中、玄関の前室・華燈窓のところに毎年展示している。