丸井金猊でタグ「神工」が付けられているもの

芸工展2010「丸井金猊 デザイン教師の貌」芸工展に参加して五回目を数える今年の金猊展。
去年の丸井金猊「生誕百年」展に続き、今年も来年創立百周年を迎える神奈川県立神奈川工業高校(通称・神工)を祝しての記念展示となりました。来年なのに今年行ったのは主催者(m-louis)毎度の早合点ミスによるものです(汗)
芸工展の申込みをしてから今年はでなく来年だと気づき、今さら企画変更するよりは2年連続で同趣旨企画を続けた方が企画自体の厚みが増すと開き直りました。というわけで、来年も谷中M類栖/1f では同趣旨の企画で、卒業生の作品点数を増やしての展示を行いたいと考えています。

今年の会場では挨拶文を開催3日目から用意しました。2日目までにお越しいただき、ご覧になられていない方々のためにも、以下に再掲いたします。

 丸井金蔵先生のニックネームは「マルキン」。申し合わせた訳でもないのに、皆が自然にそう呼んだように思う(しばしば敬称を略して)。神奈川工業高校には大勢の教師がいたが、マルキンさんは風貌からして異彩を放っていた。丁寧になでつけた髪、蝶ネクタイ。ダンディで、頭から指先に至るまで美意識に貫かれている、といった印象だった。

原耕一 アートディレクション展

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神奈川工業高校工芸図案科の卒業生、原耕一氏の展覧会が銀座のクリエイションギャラリーG8ガーディアン・ガーデンの2会場で同時開催されています。

タイムトンネルシリーズ Vol.29
原耕一 アートディレクション展「もうちょっとだな」
2009年10月19日(月)~11月20日(金)
11:00a.m.〜7:00p.m. 日・祝日休館(土曜日は開館) 入場無料
会場:クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン(アクセスマップ

ZUAN 圖案にて

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ZUAN 圖案
※上記画面は、ZUAN 圖案より転用

1948年より以後20年以上に渡って金猊が勤めた神奈川県立神奈川工業高校の卒業生を中心とした活動組織「ZUAN 圖案」のニュースページ(魚拓)で、去年の一宮市博物館での金猊展に引き続き、日本画家・丸井金猊「生誕百年」展のことを紹介いただきました。
吉田先生、いつもながらのご配慮ありがとうございます。

「祈りの痕跡。」展金猊が神奈川工業高校工芸図案科で教鞭をふるっていた頃の卒業生で、アートディレクターとして(それ以外でも)大変著名な浅葉克己氏ディレクションによる展覧会が7月19日(土)~9月23日(火・祝)まで六本木の21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)で開催中です。

金猊が授業でタイポグラフィに関して非常に厳しく指導していたという話は、神工卒業生の何人かの方から聞いてますが、そのタイポグラフィの世界観を「地球」規模で追究されたのが浅葉氏だと思われます。

また、以前に「ZUAN 圖案にて」のエントリーで紹介した神奈川工業高校卒業生を中心とした活動組織「ZUAN 圖案」が連動企画(?)で浅葉克己氏講演会「一日一図」を2008年8月10日(日) 14:00〜16:00に開催します。場所はインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・DESIGN HUB内)で、一般参加も可能とのこと(お申し込みはこちらから)。

デザイン関係者はもとより、地球上の「文字」に興味をお持ちの方は是非六本木まで!

この度の一宮市博物館特別展「いまあざやかに 丸井金猊展」開催にあたり、各卒業年度でチラシ配布の幹事となっていただける方を事前に募りたいと思っております。これまで数回、祖父の遺作展を開催して参りましたが、神工卒業生の皆様に情報が行き渡らずうちに展示期間が終わるということが多くありました。

幹事役をお引き受けくださる方おられましたら、このエントリーのコメント欄か、お問い合わせより、お名前、メールアドレス等連絡先をお書き添えの上、ご連絡いただけると幸いです。コメントについてはこちらで内容確認後の公開という形を取っておりますので、個人情報流出の心配はありません。公開希望とされない限り、コメントは非公開とさせていただきます。

神奈川工業会

県立神奈川工業高校の同窓会ホームページ「神奈川工業会」のニュース・お知らせページで「★丸井金蔵先生の作品展示会が一宮市博物館で開催。」(魚拓)というタイトルで今度の展覧会のことを紹介してもらえました。

神工卒業生への呼び掛けエントリーまでリンクしていただき、管理人さんに感謝!です。

どくだみ草

神工昭和45年卒の卒業生 dokudami-soさんのブログ「どくだみ草」で、今度の祖父の遺作展のことが「皆さんぜひ行きませう」というエントリーで紹介されました。何日か前に実家の母から神工卒業生が3人、突如、谷中M類栖を訪れ、びっくりさせられたという話を聞いていたのだけど、どうやらそれはこの取材「丸井先生のギャラリー取材1」だったようです。こちらもびっくり、玄関先で母が写ってます(汗)

ZUAN 圖案にて

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ZUAN 圖案

浅葉克己氏の発案により2007年3月初旬に発足した神奈川工業高校卒業生を中心とした活動組織「ZUAN 圖案」のニュースページで、「故丸井金猊先生の遺作展のご案内」(魚拓)という形で今度の展覧会のことが紹介されました。Web Magazine 11号でも別の作品画像と共に紹介されています。それにしても「Zuan. 圖案」と書かれたトップページのロゴ、超カッコイイです。

portlait of my grandfather
1909年愛知県に生まれる。本名 丸井金蔵。

1933年東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科卒業。1935年同校研究科終了。私立川村女学院(現川村学園)美術科、埼玉県立浦和第一高等女学校(現浦和第一女子高等学校)教諭を経て、1947年東京美術学校工藝科講師。1948年より以後20年以上に渡って神奈川県立神奈川工業高校工芸図案科(のち産業デザイン科)教諭を務める。

和洋エジプト入り乱れた独特の画風で、学生時代より旺盛な創作活動を見せるが、30歳に差し掛かる頃、時代は戦争へと暗転。以後ほとんど自作品の創作に向かうことなく、晩年を迎える。神奈川工業高校退職後、「死ぬ前に一度個展を」と再び絵筆を握り始めるが、1979年心筋梗塞のため武蔵野市日赤病院にて急逝(享年69歳)。

1930年国際美術協会主催第一回美術展覧会入賞主席。主な仕事として1935年愛国生命保険(のち日本生命保険)壁画製作、1937年には阪急電鉄の創業者である小林一三氏の委嘱により東宝劇場階段ホール壁画製作(火災により焼失)などを行っている。

1935(昭和10)年 4月, 25歳 東京・私立川村女学院美術科講師、並びに常任幹事職員
1941(昭和16)年 5月, 31歳 私立川村女学院退職
1942(昭和17)年 1月, 32歳 東京・私立帝都学園高等女学院教諭
1942(昭和17)年 3月, 32歳 私立帝都学園高等女学院退職
1942(昭和17)年 4月, 32歳 埼玉県立浦和第一高等女学校教諭
1945(昭和20)年12月, 36歳 同女学校高等官待遇(内閣)、地方教官二級
1946(昭和21)年 3月, 36歳 埼玉県立浦和第一高等女学校退職
*1946(昭和21)年 4月, 36歳 東京美術学校・日本画科講師
1947(昭和22)年 4月, 37歳 東京美術学校・工藝科講師
1948(昭和23)年 3月, 38歳 東京美術学校講師退職
1948(昭和23)年 4月, 38歳 新制神奈川県立神奈川工業高校教諭 工芸図案科勤務
1965(昭和40)年 4月, 55歳 同校工芸図案科と木材工芸科を合併し、産業デザイン科へ
1971(昭和47)年 3月, 61歳 県立神奈川工業高校退職

1961年(昭和36年) 51歳
メダル
谷中M類栖/1f(東京都台東区)

1961 at 51 years old
medal
Yanaka M-Louis.(R)/1f, TOKYO

─木材工芸科にもふれて──

神奈川工業高校工藝圖案科

 戦争中廃科の憂目をみていた工芸図案科が、終戦後の学制改革で三年制の工業高校として発足するに際し、木材工芸科とともに復活することになり、バラック建ながら機・建・電・電通の諸科と並んで新生の意気に燃え立ったのは、13年前の昭和23年春のことであった。旧制工業校から引続き高校へ切換った当時の諸科とは別に、木・図の二科はこの年新たな募集に応じて入学した生徒一年生だけで、そのうちには他の科からの転科者も若千あった。定員数は二科各々25名のところ、図案科7名、木材工芸科16名であったが、これで神工家族揃っての感激は現職員、生徒一同のみのものではなく、神工を護持するすべての人士の歓喜である筈のものであった。

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